こんにちは!イクシルです。
海外での生活で意外と重要なのが、お金の管理。近年日本でもスマホやカード決済などキャッシュレス化が進んでいますが、海外ではキャッシュレス決済が“生活の当たり前”になっている国も多いです。今回は、留学先として人気の5カ国(アメリカ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン)のキャッシュレス事情を比較!どんな時にキャッシュレスが便利なのか、現金が必要な場面はどんな時か、具体的にご紹介します。留学前に知っておけば、現地での生活がよりスムーズになりますよ!
なぜ留学前にキャッシュレス事情を知るべきなの?
海外で生活する上で、お金の管理は非常に重要です。事前に各国のキャッシュレス事情を把握しておくことで、以下のようなメリットがあります。
・支払い時の不安を解消!
👉「これってカード使えるのかな?」「現金足りるかな?」という心配がなくなります。
・スマートな留学生活!
👉サッと支払いを済ませて、時間を有効活用できます。
・トラブルを回避!
👉大金を常に持ち歩くリスクを減らせます。
それでは早速、各国の状況を見ていきましょう!
1. アメリカ:キャッシュレス先進国!クレジットカード必須
アメリカは、世界でも有数のキャッシュレス先進国です。クレジットカードやデビットカード、そしてモバイル決済(スマホ決済)が非常に普及しています。
【キャッシュレスが便利なシーン】
・スーパーマーケット、レストラン、カフェ、デパート、ガソリンスタンド、ホテル、オンラインショッピングなど、日常のあらゆる場面でカード決済が主流です。レストランなどでは、チップも会計時にカードで支払うのが一般的です。
・公共交通機関: 一部の都市では、交通カードへのチャージや、アプリ決済が主流です。
【現金が必要なシーン】
・小規模なマーケットや屋台: クレジットカード決済に対応していないお店もあります。
・コインランドリー: カード対応の洗濯機も増えていますが、地域によってはコイン式が残っています。
・チップ: ホテルやタクシーなど、現金でチップを渡すこともあります。
・緊急時の少額決済: 万が一の時のために、少額の現金(10〜20ドル程度)を持っておくと安心です。
👉アメリカでは、スマホ決済(Apple PayやGoogle Pay)も広く普及しています。本人確認やセキュリティも高く、安心してキャッシュレスを利用できる環境です。留学中はクレジットカードやデビットカードが必須です。現地での口座開設後は、デビットカードが非常に便利。現金はほとんど必要ありませんが、念のため少額紙幣を用意しておくと良いでしょう。
2. オーストラリア:タッチ決済が普及!少額決済もカードで
オーストラリアもアメリカと同様にキャッシュレス化が進んでおり、特に「タップ&ゴー」と呼ばれる非接触型決済が非常に一般的です。
【キャッシュレスが便利なシーン】
・カフェでのコーヒー1杯: 少額の買い物でも、クレジットカードやスマホアプリ(例:Apple Pay、Google Pay)の支払いが当たり前。
・スーパーマーケット: 現金払いよりも、カード払いの方がスムーズです。
・映画館やイベント: オンラインでチケットを購入し、カードで決済するのが一般的。
【現金が必要なシーン】
・個人経営の小さなショップ: 一部の店舗では、まだ現金のみ対応の場合があります。
・バス: 都市によっては交通系ICカードが必須で、現金が使えない場合もあります。
👉現金は持ち歩く人が少なく、非接触決済の便利さが広まっています。MastercardやVisaの「タッチ決済(コンタクトレス決済)」に対応したクレジットカードやデビットカードを準備しておくと、非常にスマートに生活できます。現金は最低限あれば十分です。
3. シンガポール:アジアのキャッシュレス最先端!スマホ決済も必須
シンガポールは、アジアの中でも特にキャッシュレス化が進んでおり、政府主導でその浸透を後押ししています。クレジットカードはもちろん、モバイル決済の普及が目覚ましいです。
【キャッシュレスが便利なシーン】
・ホーカー(屋台街): 以前は現金が主流でしたが、最近はQRコード決済が普及しています。
・MRT(地下鉄)やバス: 交通カード(EZ-Link)へのチャージや、スマホ決済が便利です。
・タクシー: Grabなどの配車アプリを使えば、キャッシュレスで支払い可能。
【現金が必要なシーン】
・ローカルな市場: まだまだ現金のみのお店が多いです。
・お寺やモスク: 寄付をする際に、現金が必要になることがあります。
・ごく一部の小売店: カード決済に対応していないお店もあります。
👉シンガポールはキャッシュレス推進のリーダー的存在。観光客も簡単にキャッシュレスを使えます。クレジットカードと、GrabPayなどの現地で人気のモバイル決済アプリをダウンロードしておくことをおすすめします。長期滞在ならGrabPayなども便利です。現金はほとんど出番がないかもしれません。
4. マレーシア:都市部と地方で差あり!モバイル決済が急速に普及中
マレーシアは都市部を中心にキャッシュレス化が急速に進んでいますが、地方やローカルな場所ではまだ現金が主流の場面も多いです。モバイル決済の普及が目覚ましい国でもあります。
【キャッシュレスが便利なシーン】
・ショッピングモール: クレジットカードはもちろん、Touch 'n Go eWalletなどのeウォレットが普及。
・Grab: タクシーやフードデリバリーは、アプリで簡単に決済できます。
【現金が必要なシーン】
・ナイトマーケット(パサマラム): まだまだ現金が主流です。
・路面店: 一部の店舗では、現金のみ対応の場合があります。
・公共交通機関: 都市バスはTouch 'n Goが主流ですが、地方では現金のみの場合もあります。
👉都市部での生活がメインであればキャッシュレスでも対応できますが、ローカルな体験をしたいなら現金が必須です。人気のモバイル決済アプリ(例: Touch 'n Go eWallet、GrabPay)は事前にダウンロードして登録しておくと、いざという時に役立ちます。
5. フィリピン:キャッシュレス化は発展途上!GrabPayが便利
フィリピンは、今回比較する5カ国の中で最も現金社会の傾向が強い国です。大都市の一部を除き、ほとんどの場所で現金が主流となります。マニラやセブではGrabPayやGCashなどモバイル決済も広がりつつあります。
【キャッシュレスが便利なシーン】
・ショッピングモール: クレジットカードが利用できます。
・Grab: タクシーやフードデリバリーは、アプリで簡単に決済できます。
・一部のレストラン: 比較的高級なレストランでは、クレジットカードが利用できます。
【現金が必要なシーン】
・ジプニー(乗り合いバス): 現金での支払いが基本です。
・トライシクル(三輪タクシー): 現金での交渉が必要です。
・屋台: 現金のみのお店が多いです。
👉フィリピンでは、まだまだ現金が主流です。留学中は常に十分な現地通貨(PHP)を携帯しましょう。特に、100ペソや50ペソ、20ペソといった小額紙幣は非常に重宝します。GrabPayは、タクシーやフードデリバリーだけでなく、一部の店舗でも利用可能です。
まとめ
5カ国を比べてみると、キャッシュレスがほぼ常識になっている国(アメリカ、オーストラリア、シンガポール)と、現金もまだまだ欠かせない国(マレーシア、フィリピン)に分かれることが分かりますね。事前に留学先の情報収集をしっかり行い、自分に合った支払い方法を準備することで、安心して留学生活をスタートさせることができます。
=留学前に準備しておきたいこと=
①複数の支払い方法を用意する:
クレジットカード(国際ブランドのMastercardまたはVisa)、デビットカード、そして少量の現地通貨(現金)は必ず準備しましょう。
②モバイル決済アプリも検討:
アメリカ、オーストラリア、シンガポール、マレーシアなどでは、現地で人気のモバイル決済アプリをインストールしておくと非常に便利です。
③現金は少額紙幣を多めに:
特にアジア圏では、屋台や交通機関で小額紙幣が重宝します。コインも少し持っておくと安心です。
イクシルでは、皆さんの留学準備をサポートする様々な情報を提供しています。留学についてもっと詳しく知りたい方、自分に合った留学先や学校選びに迷っている方は、いつでもお気軽にご相談ください。留学経験豊富なスタッフが、皆さんの疑問や不安を解消できるようお手伝いさせていただきます!
留学に関するご相談はこちら
お問い合わせ
株式会社イクシル
044-400-0421
info@icxil.co.jp
※平日10:00~17:00