航空券に書いてあるアルファベット・数字は何だろう?
航空券には、3文字や2文字のアルファベットや数字が印字されています。これらは、搭乗便の出発地と到着地、そして搭乗航空会社を示しています。
例えば、「NH108 HND 19:30 BKK 23:00」と記載されている場合、これは全日空108便が羽田空港を19:30に出発し、バンコクに23:00に到着することを意味します。
「HND」や「BKK」などの3文字のコードは「スリーレター」と呼ばれ、国際航空運送協会(IATA)によって定められた空港コードや都市コードです。同じ都市に複数の空港がある場合、例えば羽田(HND)と成田(NRT)のように区別されます。
航空会社は2文字のアルファベットや数字で表されます。例えば、日本航空は「JL」、全日空は「NH」と表記されます。日本航空の「JL」はJapan Airlinesから来ていると分かりやすいですが、全日空の「NH」はどこから来ているのでしょうか?実は、全日空の前身である日本ヘリコプター輸送の「N」と「H」から来ているのです。
次回飛行機に乗る際には、航空券に記載されている2レターや3レターのコードを調べてみると、暗号を解読するようで面白いですよ。