日本と世界の格差(物価)①

2024/01/10 企業向け最新ニュース

ビックマック指数から見る海外物価

 

ビックマック指数とは、全世界共通の商品であるマクドナルド社ビックマックがいくらで買えるのかという視点で見るものです。
全世界共通の原材料であるためビックマックの価格が
物価の目安にすることもできるというものです。円安や、その国の経済事情にも影響されますが、海外で生活するうえでの一つの指標として見ていきましょう。

 

世界のビックマックはいくらで買える?

 

日本でのビックマックの価格は、450円です。セットで750円くらいでしょうか

最高値はスイスの1,098円です。ポテトとのセットにすると一体いくらになるんでしょう。
ユーロ圏では
827円、アメリカ793円、イギリス766円、カナダ761円、ニュージーランド716円、オーストラリア713円。海外研修先の英語圏は日本の約1.7倍弱となり、軒並み目が点になる価格ですね。一方アジアに眼を向けても、シンガポール619円、韓国518円、タイ513円、中国497円、ベトナム444円、マレーシア414円となり、ベトナムやマレーシアですでに日本とほぼ同じような価格になっています。

データ出典:https://www.economist.com/big-mac-index

 

まとめ

 

海外研修においても、この価格差がそのまま費用の高騰につながっています。コロナ前の状況から考えると、おおむね2倍程度まで価格が上昇しているとも言えます。

昨今、高校等の学校海外研修においては、アジアへの行き先変更のニーズが高まていますが、このビックマック指数から見ても価格の影響も大きな要因といえます。現在進行形で経済発展している国の空気は、新たな何かを感じ取れる絶好の機会となります。

海外研修の検討においても、ぜひ参考にしてみてください。